サステナビリティ活動報告方針
編集方針と報告情報の選定
Daigasグループにおける重要側面
(マテリアリティ)を中心に取り組みを報告
Daigasグループは、自らの社会的責任を全うするために、社会からの要請に耳を傾け、それを踏まえて経営することが必要だと考えています。
「中期経営計画2023」では、持続可能な社会の実現に向け、社会課題の解決に資する価値を生み出すグループとして、ステークホルダーとともに「ミライ価値」を創造し成長していく期間と位置づけ、「Creating Value for a Sustainable Future」をコンセプトに、これまで以上にESG経営を実践し加速させるためのマテリアリティを選定しました。特定に際し、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)が策定する持続可能性報告書の世界的ガイドラインであるGRIサステナビリティ・レポーティング・スタンダード(GRIスタンダード)等を参考に、現在の社会情勢を踏まえ、外部有識者との対話を行いました。
本レポートでは、特定したマテリアリティを「優先的な取り組み」として、それぞれのマネジメント状況と関連する取り組みの進捗を報告するとともに、マテリアリティ報告以外の活動も可能な限り掲載し、当社グループの取り組みの全体像が把握できるようにしています。
■ マテリアリティの特定プロセス
網羅性と重要性への配慮
本レポートで報告すべき話題を選定し優先順位をつける際には、「社会・環境へのインパクト」「自社グループの将来の財務インパクト」の両方の観点を考慮しています。
分かりやすさへの配慮
幅広い読者にご理解いただけるように、文字の大きさ、色使い、写真、図表などはデザイン面で工夫し、専門的な用語については「用語集」を作成しています。
信頼性への配慮
レポートの内容や掲載データの信頼性を確保するために、環境パフォーマンスデータについて、ビューローベリタスジャパン(株)による第三者検証を受審後、本サイトにて報告しています。
報告対象
大阪ガス株式会社(大阪ガス)とその関係会社から成る「Daigasグループ」を対象としています。大阪ガス単体に関する報告については、主語を「大阪ガス」または「当社」としています。
環境パフォーマンスデータの集計対象は大阪ガスと、連結子会社150社のうちデータ把握が困難かつ環境負荷の小さい、テナントとして入居している会社ならびに海外の会社を除いた関係会社(60※社)です。
直近の実績データは、基本的に2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)のものを報告していますが、活動内容には2022年度のものも含んでいます。
- ※ エネルギー使用量・温室効果ガス排出量については海外子会社(1社)を追加し61社
参考にしたガイドライン
- ・国際標準化機構「ISO26000」(社会的責任に関する手引)
- ・「GRIサステナビリティ・レポーティング・スタンダード」
本報告書にはGRIスタンダードによる開示要求項目に対応した情報を記載しています。 - ・環境省「環境報告ガイドライン(2018年度版)」
- ・「 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)最終報告書」
- ・国際統合報告評議会(IIRC)「国際統合報告フレームワーク」
- ・経済産業省「価値協創ガイダンス」
- ・SASB スタンダード
- ・国連グローバル・コンパクトCOP※方針
-
※ COP
COPとはCommunication on Progressの略で、国連グローバル・コンパクトの10原則への取り組み状況を毎年伝える報告書のことをいいます。国連グローバル・コンパクトに参加するための重要な要件となっています
発行
2022年9月(次回発行予定2023年9月)
報告書メディアについて
「サステナビリティサイト」は、Daigasグループのサステナビリティ活動やESGに関するデータについて網羅的に報告するツールとして位置づけています。「統合報告書」は、経営実績、今後の成長戦略等とともにサステナビリティ活動に関する特に重要な情報に関して財務、非財務の両面からの情報開示を行っています。
■ 財務情報および非財務情報の開示体系
- Daigasグループの
サステナビリティ -
トップコミットメント
サステナビリティへの取り組み
活動トピックスと指標に
対する実績 トランジション
ファイナンス- Daigasグループの価値観と
サステナビリティ推進体制 -
Daigasグループの理念体系
Daigasグループ企業行動憲章と
マネジメント方針 Daigasグループ企業行動基準 サステナビリティ推進体制と
マネジメント ステークホルダー
エンゲージメント 参加イニシアチブ 外部からの評価・表彰
- サステナビリティ経営と
価値創造プロセス -
Daigasグループの
価値創造プロセス 長期経営ビジョン2030/
中期経営計画2023 中期経営計画2023 Daigasグループ カーボン
ニュートラルビジョン
- 優先的な取り組み
(マテリアリティ) -
Daigasグループのマテリアリティ
マテリアリティの見直しサイクル
お客さま価値の創造(憲章Ⅰ)
環境との調和と持続可能な
社会への貢献(憲章Ⅱ) 社会とのコミュニケーションと
社会貢献(憲章Ⅲ) 人権の尊重(憲章Ⅳ) コンプライアンスの推進
(憲章Ⅴ) 人間成長を目指した企業経営
(憲章Ⅵ)
- コーポレート・ガバナンス
- コーポレート・ガバナンス リスクマネジメント コンプライアンス 社外取締役メッセージ
- バリューチェーンと
サステナビリティ -
バリューチェーンと
ステークホルダーへの配慮 主なエネルギーバリュー
チェーンが社会に与える影響と
サステナビリティの取り組み
- DaigasグループとSDGs
-
特集:ミライ価値の共創
Daigasグループ カーボンニュート
ラル実現に向けた取り組み 特集バックナンバー
- Daigasグループの価値観と
- 2021年度
サステナビリティ活動報告 -
- お客さま価値の創造(憲章Ⅰ)
-
憲章Ⅰ インデックス
お客さまの価値創造に対する
マネジメント 安心・安全1 調達段階 安心・安全2 製造段階 安心・安全3 供給段階 安心・安全4 消費段階 お客さまの声を生かす取り組み 新たな価値提案
- 環境との調和と持続可能な
社会への貢献(憲章Ⅱ) -
憲章Ⅱ インデックス
環境との調和と持続可能な
社会への貢献に対する
マネジメント 環境経営 ‐環境マネジメント‐ 環境経営 -指標・目標と実績- 気候変動への取り組み
‐リスクと機会の認識と対応‐ 気候変動への取り組み
‐CO2排出量削減効果の評価‐ 気候変動への取り組み
‐事業活動でのCO2削減貢献‐ 気候変動への取り組み
‐お客さま先のCO2削減貢献‐ 資源循環に向けた取り組み 生物多様性への取り組み 環境技術への取り組み 環境リスク低減への取り組み グリーン購買の促進 環境コミュニケーション
- 社会とのコミュニケーション
と社会貢献(憲章Ⅲ) -
憲章Ⅲ インデックス
社会とのコミュニケーションと
社会貢献に対するマネジメント 地域コミュニティとの共生 企業ボランティア活動
「“小さな灯”運動」 社会貢献活動 財団活動
- 人権の尊重(憲章Ⅳ)
- 憲章Ⅳ インデックス 人権の尊重に対するマネジメント 人権デュー・ディリジェンス 人権啓発への取り組み
- コンプライアンスの推進
(憲章Ⅴ) -
憲章Ⅴ インデックス
コンプライアンスの推進に
対するマネジメント コンプライアンスの推進 個人情報保護の取り組み 情報セキュリティ お取引先の方などからの
相談・報告
- 人間成長を目指した
企業経営(憲章Ⅵ) -
憲章Ⅵ インデックス
人間成長を目指した企業経営に
対するマネジメント 雇用 多様性の受容 ワーク・ライフ・バランス 人材育成と処遇 従業員と会社の
コミュニケーション 安全衛生
- ガイダンス・ガイドライン
対照表とESGデータ -
ガイドライン対照表
- ESGデータ集
- 環境パフォーマンスデータ 社会データ ガバナンスデータ