「セキュリティは投資」
経営の本気が支える全社DX
才ノ木 順太
経営企画本部 DX企画部 ITインフラ・セキュリティチーム
2022年度入社
金融機関にて約9年間、東南アジアに駐在。情報セキュリティ体制の強化やシステム開発を牽引し、その後大阪ガスへキャリア入社。現在はDX企画部にて、グループ全体のサイバーセキュリティ強化と全社インフラ基盤の整備に従事している。
Unlock Potential
【現在の仕事】
100社以上あるDaigasグループ全体を守る 「情報セキュリティ」と「インフラ基盤」の要
現在担当しているプロジェクトや業務内容について教えてください。
私はDX企画部のITインフラ・セキュリティチームに所属しています。担当しているのは大きく二つです。一つは、Daigasグループ全体を外部のサイバー攻撃から守る情報セキュリティ領域。近年、AIの登場などによりサイバー攻撃は高度化し、企業が受ける影響も格段に大きくなっています。重要な社会インフラ事業を担う私たちが一度でも侵害されれば、事業継続はもちろん、社会生活にも大きな影響が出ます。だからこそ「5年後・10年後のあるべき姿」を見据え、グループ全体の体制強化に取り組んでいます。
もう一つは「全社インフラ基盤の維持管理」です。各事業部がアプリケーションを開発したり、運用したりするためのサーバーやネットワークといった共通基盤を提供しています。ここでは単なる保守だけでなく、クラウドネイティブといった新技術を活用するためのガイドライン策定や、全社的なクラウド移行プロジェクトの推進なども行っています。
【やりがい・成長】
「セキュリティは投資」経営層の本気度に衝撃を受けた
入社して驚いたことや感じたことはありますか?
入社して最もポジティブなギャップを感じたのは、経営層のセキュリティに対する「本気度」です。一般的にセキュリティは「守り」の側面が強く、コストとして捉えられがちな分野です。しかし、大阪ガスの経営陣からは「セキュリティ無しにビジネスは継続しない」という思いを強く感じました、また単に予算の枠内でやりくりすることを求めるのではなく「リスクに対して本質的な対策を議論しよう」というスタンスで向き合ってくれ、セキュリティを事業発展のための「投資」と捉えてくれています。
情報セキュリティの専門家としてのやりがいは何ですか?
近年は、サイバー攻撃で企業全体の事業が滞ってしまう事例も珍しくなく、「裏方の技術者」という枠を超えて、企業の存続に直結する“コア領域”としてセキュリティが求められています。
私たちが守るべきフィールドは、大阪ガスのみならず国内外100社を超える関係会社すべてです。商習慣や事業背景も違う相手と向き合いながら、双方が納得しながら前へ進めていくことには難しさもあります。
それでも、「Daigasグループの事業を、自分たちの手で守り抜く」、この圧倒的なスケールのミッションに挑めることは、セキュリティ専門家として大きなやりがいです。
【やりがい・成長】
インフラ業界未経験でも、“裁量の大きさ”と“柔軟な変化”が追い風に
異業界からの転職で不安だったことはありますか?
金融業界からインフラ業界という異業態への転職だったので、最初は業界知識に不安もありました。また、前職では情報セキュリティやアプリケーション開発がメインで、サーバーやネットワークといったシステムインフラ基盤の企画業務に直接携わった経験がなく、入社前はその点に不安がありました。
しかし、その不安はすぐに解消されました。知識が足りない部分は、専門知識を持つ周囲のメンバーが即座にサポートしてくれる文化があったからです。一方で、私がこれまで培ってきた「リスク管理」や「進捗管理」といったプロジェクトマネジメントの能力は、扱う対象がシステムインフラ基盤に変わっても、共通言語として十分に通用することを実感しました。
何より驚いたのは、入社年次や領域経験に関わらずチャンスを与えてくれる裁量の大きさです。
入社直後、関係会社のセキュリティ高度化に向けた課題を分析し、改善策を提案したところ、「よし、やってみよう」とその場で意見が採用され、さらに、そのままプロジェクトのリーダーまで任せてもらうことになりました。歴史ある企業でありながら、変化に対して非常に柔軟で、入社年次に関わらず個人の専門性を尊重し裁量を持たせてくれる環境に、非常にやりがいを感じています。
【ワークライフバランス/今後のキャリア】
「攻め」と「守り」の両輪で、DXを加速させるプロフェッショナルへ
リモートワークや子育て支援など、働き方の柔軟性はありますか?
働き方の面でも非常に柔軟です。私には9歳と6歳の子供がいますが、在宅勤務を柔軟に使いながら働けているのは本当に助かっています。海外から日本に戻り、家族全員で落ち着いて生活できる環境を整えられたのも、大阪ガスで働く魅力のひとつだったと感じています。
ご自身のキャリアについて、どのような目標を持っていますか?
今後は、これまで以上に「守り」と「攻め」を高度に融合させたセキュリティ基盤を作っていきたいと考えています。DX推進には、AI活用などを含め、データを安全に守ることが不可欠です。社員が安心して業務に邁進できる環境を提供し続けること、そして「才ノ木がいるからDaigasグループのセキュリティは安心だ」と言われるような、社内外で信頼されるプロフェッショナルを目指していきたいです。
My Unlock Episodeインフラ未経験でも活きた「PMスキル」と、挑戦を加速させる風土
DX企画部は経営に近い組織であり、予算管理や経営陣との議論に直接参加する機会が豊富にあります。こうした経験を通じ、横にも縦にも視野が広がることで、自らの視座が一段高く引き上げられるとともに、自身が貢献できる範囲が広くなったと実感しています。
セキュリティは目に見えにくい領域ですが、ビジネスの発展を支える「根幹」そのものです。その価値をグループ全体に浸透させながら、Daigasグループの未来を揺るぎないものにしていきたいと考えています。