大阪ガスが培ってきたエネルギー事業のノウハウを活用して
アジア各国の発展に貢献したい。
HIROKAZU YOKOYAMA横山 博一
2018年入社
アジア開発部 事業開発第1チーム
- 前職
- 大手総合商社
- 以前の仕事
- 海外における
新規インフラ開発 - 現在の仕事
- アジア地域における
新規エネルギー事業開発
People横山 博一
アジア各国の発展に貢献したい。
お客さまの生活の安心・安全を支える使命
私は前職で商社に勤めており、アジアのインフラ事業に携わっていました。当時、大阪ガスでは東南アジアでLNG基地開発をおこなうパートナー企業を探しており、その縁で一緒に仕事をする機会があったんです。
同プロジェクトで関わった大阪ガス社員はとても明るく、また社員同士のコミュニケーションも非常にフランクで、話している様子を見ているだけでも大阪ガスがいい会社なのだと感じさせるほどでした。
この印象は入社してからも変わっていません。
ある日「ガスてん」などのイベントでお客さまに直接会う機会がありました。
その時、「この人たちの安心・安全な生活を支えるために働いているんだな」と気が引き締まったのを覚えています。
自分の仕事は人々の生活に大きく貢献していると実感できるようになったのも、転職で得た大きなものです。
勢いと積み重ねられた議論
協業経験もあり、大阪ガスが海外でエネルギー事業拡大に尽力していることは前職の頃から知っていました。
ただ、当時は漠然と勢いを重視する社風なのかなと思っていましたが、いざ入社してみると、その勢いの裏にある準備と計画が見えてきたんです。
どんなプロジェクトも立ち上がれば、計画段階からさまざまな職種の人間が関わり、あらゆるシチュエーションを想定した議論を重ねます。
疑問や懸念点をひとつひとつ解決した上でプロジェクトを実行するため、なにかトラブルが起こった際にも焦らず柔軟に対応できるようになっているんです。
内側で入念な準備をしていたからこそ、ここまで堅実に海外展開を進めてこられたのだと、入社して初めて気付かされました。
インフラ環境の整備の普及、脱炭素社会の実現
大阪ガスでは、2010年代より東南アジアで本格的にエネルギー事業を展開し始めましたが、大阪ガスの名前が知られていない国で、いちからインフラ環境を整えていくのには本当に苦労したと聞きました。
とはいえ、大阪ガスにはLNG基地や発電所に関わる建設から運用、メンテナンスまでエネルギー事業に関する数々の実績があります。その知識とノウハウを持って現地の人々への説明を重ね、少しずつ着実にアジアにおける事業基盤を構築していくことができました。
また、昨今のエネルギー事業を語る上で、低炭素化・脱炭素化の検討は欠かせません。脱炭素社会の実現を目指す目標が世界的に掲げられている反面、アジアにはまだエネルギーインフラが整備されておらず、薪や石炭、燃料油等を主要エネルギーとする国があるのが実情です。
私たちの使命は、エネルギーインフラの整備が進んでいない国々の設備や環境を整え、脱炭素社会の実現を目指すことだと考えています。
未来があるプロジェクトに関われるよろこび
今携わっている仕事の大きなやりがいは、国の発展に大きく関われることだと思っています。
アジア諸国のエネルギー事業における低炭素化・脱炭素化は、正直まだまだこれからです。
各国政府の方針やトップの意向が大きく影響する分野でもあり、事業推進を目指そうにも一筋縄でいかないことも多々あります。
そのような、困難を乗り越えてまでアジアで積極的にエネルギー事業を拡大していきたい理由は、さまざまな経済効果をもたらせると考えているからです。
インフラ整備ができている国にはおのずと人が集まってきますし、ガス製造設備や電力設備ができれば、そこに住んでいる人々にサービスを提供するだけでなく、インフラ整備の過程で現地の方々に雇用機会を提供することもできます。
大阪ガスにはガス事業と電力事業の知識とノウハウがあるので、インフラ設備を整えたい国を全面的にサポートできるのが強みです。
事業展開によってその国のインフラが整うこと、雇用拡大などの付加価値があること、それによって各国の発展で、未来があるプロジェクトだと感じています。
オン・オフを切り替えながら日々働けています
大阪ガスでは社員ひとりあたりの裁量範囲がとても広いと感じます。
契約関係から収益性の検討、パートナーとの交渉まで任せられることも珍しくありません。幅広い業務を担う中で、責任感を強く意識するようになったと感じています。
みなさんがメリハリを意識した働き方をしているので、働きやすいです。
残業せずに帰る、休日はメールをしないなど私の上司は徹底しているので、オン・オフをしっかり切り替えながら日々働けています。
あと、近頃は周囲に影響されて変な関西弁を使ってしまうこともありますが、メンバーはみな寛大に笑ってくれます。大阪の人って本当に温かいですね。