「守り」から「攻め」のインフラへ
喜多 祥馬
資源・海外事業部 資源トレーディング部 オペレーションチーム
2023年度入社
電力会社での石炭調達業務を経て、よりダイナミックな挑戦を求め大阪ガスへ中途入社。現在3年目。資源トレーディング部にて、世界各国と連携しながらLNG船の配船や需給管理などのオペレーション業務に従事している。
Unlock Potential
【現在の仕事】
世界の海をつなぎ、最適なエネルギーフローを構築
任されている業務やミッションについて教えてください。
資源・海外事業部の資源トレーディング部で、LNG(液化天然ガス)の受け渡しや需給管理といったオペレーションを担当しています。 具体的には、複数の国から輸入されるLNGについて、船のスケジュール調整や受け入れ計画、トレーディング活動全体の進行管理を行う仕事です。LNGの輸入元はオーストラリアや東南アジア、北米など多岐にわたります。
私たちの仕事は単に「LNGを日本に輸入する」だけではありません。シンガポールや欧州、北米の海外拠点とも連携し、世界規模でトレーディング活動を支えています。LNGは石炭などの固形燃料とは異なり、時間の経過とともに気化してしまう性質があるため、より綿密な管理と高度なスケジューリングが求められます。「いつ、どの船を、どこへ向かわせるのが、最も有効にエネルギーを活用できるのか」パズルのように複雑な物流を最適化し、トレーディング活動を実務面から支えるのが、私のミッションです。
【やりがい・成長】
大変だからこそお客さまのために 全力を注ぐトラブル対応
仕事のやりがいは何ですか?
この仕事でもっともやりがいを感じると同時に、胃が痛くなる瞬間でもあるのが、トラブル対応です。台風や災害、海外でのトラブルなど、コントロールできない事象が日常的に発生し、船が遅れると、サプライチェーン全体に影響が出ます。実際、私が最も苦労したのは夏場の台風で船が入港できなくなった時のことです。その瞬間から全スケジュールが狂うため、船の追加手配、受入スケジュールの再調整など、多種多様で複雑な対応が必要になります。大変ではありますが、「どうすればお客さまへの安定供給を守れるのか」を常に意識し、チームで議論し、誠実で最適な判断を下すプロセスに大きなやりがいを感じています。
【働く環境】
悪いことこそ、最初に言う 風通しの良い信頼関係
転職時に不安はありましたか?
私は入社して3年目になりますが、前職は電力会社で石炭の調達オペレーションを担当していました。転職時、天然ガス関連の知識はほぼゼロだったので、不安がなかったと言えば嘘になります。でも入社後に驚いたのが、圧倒的な風通しの良さでした。
大阪ガスでは「悪いことこそ、最初に言え」という方針が徹底されており、トラブルが起きても一人で抱え込むことはありません。マネジャーを含むチーム全員で議論し、最善の解決策を探る文化があります。気になることは即相談し、誰かが気付けば皆で動くという信頼関係が根付いており、孤独や不安を感じることはありません。
海外事業の働き方を教えてください。
海外とのやり取りには時差があり、緊急時には休日や夜間に連絡が入ることもありますが、「自分しか対応できない」という状況を作らず、お互いにカバーし合える環境があります。だからこそ、トラブルの発生を過度に心配せず安心して休みが取れ、プライベートの時間も大切にできています。同じ方向を向いて仕事ができる仲間の存在は、大きな支えになっています。
【やりがい・成長】
国境を越え、世界中の人々の生活を支える
海外での仕事で、印象に残っている経験はありますか?
以前、オーストラリアのLNG供給基地を訪問した際、設備の巨大さに圧倒されると同時に、そこで働く人々の暮らしや家族の存在を肌で感じました。私たちがLNGを調達することは、現地の彼らの生活を支えることでもあり、同時に日本へのエネルギー供給を守ることでもあります。世界中の人々の生活と密接に関わっているこの仕事に、大きな誇りを持っています。
My Unlock Episode「守り」の仕事から、自ら動く「攻め」のスタイルへ
私は「よりドラスティックでダイナミックな挑戦がしたい」という思いで転職を決意しました。
インフラ業界は、どうしても供給安定の観点から「守り」や「受け身」の姿勢になりがちです。しかし大阪ガスには「これまで手をつけていなかった領域でも、自分たちから動いて新しい案件を獲得しに行く」、そんな攻めの姿勢が会社全体に浸透しています。私自身、以前は「何かが起きてから動く」タイプでしたが、今では「将来起こりうるリスクを事前に潰す」「新しい商流の可能性を自ら探しに行く」という姿勢に変わりました。そういった能動的な動きができるようになり、自身の成長を感じています。