企業ボランティア活動
「“小さな灯”運動」
- 特定したマテリアリティ
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地域コミュニティ
413-1
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取り組みの背景・考え方
「“小さな灯”運動」は、Daigasグループの企業ボランティア活動として、1981年(国際障害者年)に始まりました。「私たち一人ひとりが身近なことに関心を持ち、地域社会の様々な問題の解決に自らの意思で積極的に取り組んでいこう」という趣旨で始めたもので、従業員たちが自主的に活動を企画し、参加し、続けていくということが、この運動の特徴です。当社グループの事業活動は、地域の皆さまの生活に密着しています。それだけに、従業員には地域社会の一員、つまり「良き企業市民」としての一層の自覚と行動が求められていると考え、「“小さな灯”運動」に取り組んでいます。
また、これらの活動を推進するため、従業員の社会貢献に対する意識向上と、自主的な活動を支援する仕組みとして、社長表彰(地域社会貢献部門)の実施や「コミュニティギフト」、「ボランティア休業」などの制度を設け、支援しています。
シンボルマーク「すずらん」の由来
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昔、ガス燈が普及し始めた頃に使われていた火屋は、すずらんの花に形が似ていました。火屋とは火が消えないように覆い包むガラス製のカバーのこと。すずらんの花言葉は「いっぱいの善意・愛」です。
「“小さな灯”運動」の基金と活動
スキーム
■ 「“小さな灯”運動」のスキーム

「“小さな灯”運動」は、カレンダー募金をはじめとする皆さまからの募金が活動資金となり、従業員やOB、地域の方々によるボランティアで40年にわたって継続してきました。
基金運営
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グループ従業員、OB、その他関係先、
お客さまなどが募金を行う
チャリティカレンダー -
「“小さな灯”運動」は、「チャリティカレンダー募金」をはじめ、「御堂筋ふれあいバザー」「ブックリサイクル」「大阪ガスすずらん会(大阪ガスOB会)文化展」などの収益金や、職場や個人から寄せられた募金を「“小さな灯”基金」として管理し、「“小さな灯”運動」の活動や被災地支援、また、大阪ガス供給エリア内の全自治体へ社会福祉、教育等の目的で使用される物品(車いすや絵本等)の寄贈としても活用させていただいています。
基金の2020年度の運営活動収支は、収入が9,227千円、支出が8,030千円でした。
基金を活用した支援
「“小さな灯”運動」で集まった「“小さな灯”基金」を活用して、児童養護施設の子どもたちに調理体験を通じて食の大切さや食事を作る楽しさを体験してもらう料理教室(「ともしびこどもクッキング」)の開催、障がいのある方の社会参加の機会などを提供しています。
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コロナ禍の2020年度は、オンラインを活用し、
各児童養護施設で「ともしびこどもクッキング」を実施 -
福祉作業所の「ふれあいバザー」
新型コロナウイルスの感染予防のため、
対面販売からカタログによるネット販売に切り替えて実施
従業員ボランティア
「大阪ガスともしびクラブ」
「“小さな灯”基金」とは別に、会社の福利厚生の仕組みを活用して従業員に寄付の機会を提供する「大阪ガスともしびクラブ」を2009年から実施しています。毎年会社から従業員に付与される福利厚生のポイントを、個人の意思で社会的課題に取り組んでいる団体に寄付できるようにしたもので、2020年度は、総額2,657千円(709人)の寄付が集まり、従業員の想いとともに、各団体へ寄贈しました。
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認定NPO法人カタリバ
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認定NPO法人 D×P
■ 寄付先・寄付金額内訳
団体名 | 金額(千円) |
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子どもの貧困、ひとり親支援の「特定非営利活動法人おてらおやつクラブ」 | 460 |
困難を抱える子どもたちに心のケアと学びの機会を「認定NPO法人カタリバ」 | 380 |
困難を抱えた高校生にLINEと学校でつながりをつくる「認定NPO法人D×P(ディーピー)」 | 276 |
すべてのひとに泳ぐよろこびを「認定NPO法人プール・ボランティア」 | 373 |
社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根「コロナ感染下の福祉活動応援」&被災地支援「災害ボラサポ」) | 361 |
船場のまちに‘ガス燈’を灯しつづけたい「三休橋筋商業協同組合」 | 156 |
Daigasグループの企業ボランティア活動「“小さな灯”運動」 | 651 |
上記寄付額のほかに、グループ会社からのカフェテリア寄付金(3社/36,000円)も合わせて各団体へ寄贈しました |
様々なボランティア活動
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グループ従業員らによるお菓子づくり
ボランティアの様子 -
Daigasグループの従業員は、「“小さな灯”運動」主催のバザーで販売する古書や中古DVDの収集、海外の医療協力等を行うNGOの活動支援のための使用済み切手の収集、東日本大震災における県外避難者を支援する団体等の通信費として活用いただくための未使用ハガキ・書き損じハガキの収集などに取り組んでいます。
また、グループ従業員らが地域の児童養護施設への子どもたちに贈る「お菓子寄贈」、地域活性化支援を目的とした市民マラソン大会のサポートボランティアなども続けています。
2020 TOPIC)新型コロナウイルス対応
緊急支援物資の募集・寄贈を実施
新型コロナウイルスの感染予防の長期化に伴い、グループ従業員に向けて物資提供を呼びかけ、福祉事業所や児童養護施設などにマスクや衛生商品を寄贈しました。

グループ従業員から寄せられたマスクや衛生商品などの支援物資
- Daigasグループの
サステナビリティ -
トップコミットメント
サステナビリティへの取り組み
活動トピックスと指標に
対する実績 トランジションボンド- Daigasグループの価値観と
サステナビリティ推進体制 -
Daigasグループの理念体系
Daigasグループ企業行動憲章と
マネジメント方針 Daigasグループ企業行動基準 サステナビリティ推進体制と
マネジメント ステークホルダー
エンゲージメント 参加イニシアチブ 外部からの評価・表彰
- サステナビリティ経営と
価値創造プロセス -
Daigasグループの
価値創造プロセス 長期経営ビジョン2030 中期経営計画2023 Daigasグループ カーボン
ニュートラルビジョン
- 優先的な取り組み
(マテリアリティ) -
Daigasグループのマテリアリティ
マテリアリティの見直しサイクル
顧客の安全衛生(2020年度報告)
大気への排出/エネルギー
(2020年度報告) 地域コミュニティ
(2020年度報告) 顧客プライバシー
(2020年度報告) サプライヤーの評価
(2020年度報告) 研修と教育(2020年度報告) ダイバーシティと機会均等
(2020年度報告) 経済パフォーマンス
(2020年度報告) お客さま価値の創造(憲章Ⅰ) 環境との調和と持続可能な
社会への貢献(憲章Ⅱ) 社会とのコミュニケーションと
社会貢献(憲章Ⅲ) 人権の尊重(憲章Ⅳ) コンプライアンスの推進
(憲章Ⅴ) 人間成長を目指した企業経営
(憲章Ⅵ)
- コーポレート・ガバナンス
- コーポレート・ガバナンス リスクマネジメント コンプライアンス 社外取締役メッセージ
- バリューチェーンと
サステナビリティ -
バリューチェーンと
ステークホルダーへの配慮 主なエネルギーバリュー
チェーンが社会に与える影響と
サステナビリティの取り組み
- Daigasグループの価値観と
- 2020年度
サステナビリティ活動報告 -
- お客さま価値の創造(憲章Ⅰ)
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憲章Ⅰ インデックス
お客さまの価値創造に対する
マネジメント 安心・安全1 調達段階 安心・安全2 製造段階 安心・安全3 供給段階 安心・安全4 消費段階 お客さまの声を生かす取り組み 新たな価値提案
- 環境との調和と持続可能な
社会への貢献(憲章Ⅱ) -
憲章Ⅱ インデックス
環境との調和と持続可能な
社会への貢献に対する
マネジメント 環境経営 ‐環境マネジメント‐ 環境経営 -指標・目標と実績- 気候変動への取り組み
‐リスクと機会の認識と対応‐ 気候変動への取り組み
‐CO2排出量削減効果の評価‐ 気候変動への取り組み
‐事業活動でのCO2削減貢献‐ 気候変動への取り組み
‐お客さま先のCO2削減貢献‐ 資源循環に向けた取り組み 生物多様性への取り組み 環境技術への取り組み 環境リスク低減への取り組み グリーン購買の促進 環境コミュニケーション
- 社会とのコミュニケーション
と社会貢献(憲章Ⅲ) -
憲章Ⅲ インデックス
社会とのコミュニケーションと
社会貢献に対するマネジメント 社会貢献活動 企業ボランティア活動
「“小さな灯”運動」 社会とのコミュニケーション活動 財団活動
- 人権の尊重(憲章Ⅳ)
- 憲章Ⅳ インデックス 人権の尊重に対するマネジメント 人権デュー・ディリジェンス 人権啓発への取り組み
- コンプライアンスの推進
(憲章Ⅴ) -
憲章Ⅴ インデックス
コンプライアンスの推進に
対するマネジメント コンプライアンスの推進 個人情報保護の取り組み 情報セキュリティ お取引先の方などからの
相談・報告
- 人間成長を目指した
企業経営(憲章Ⅵ) -
憲章Ⅵ インデックス
人間成長を目指した企業経営に
対するマネジメント 雇用 多様性の受容 ワーク・ライフ・バランス 人材育成と処遇 従業員と会社の
コミュニケーション 安全衛生
- ガイダンス・ガイドライン
対照表とESGデータ -
ガイドライン対照表
- ESGデータ集
- 環境パフォーマンスデータ 社会データ ガバナンスデータ