上流事業(米国)
Daigasグループは、事業ポートフォリオ拡大によるグループ収益基盤強化・安定化に寄与する上流事業に取り組んでいます。
米国においては、2019年にサビン社の全株式を取得し、シェールガス開発事業においてプロジェクトを主体的に推進するオペレーターシップを獲得しました。ヘッジ活用による収益安定化を図りながら、ガス価格(ヘンリーハブ)等の市況変化に応じて柔軟に生産量・新規井開発の調整や資産の取得・売却を選択することで収益の最大化に取り組み、当社グループの利益成長を牽引しています。
今後の取り組み
ガス価格を注視しつつ、鉱区の追加取得・開発拡大により中長期での生産量の拡大を目指します。
中下流事業(米国)
国内事業で培ったノウハウを活かし、米国を中心に発電事業やLNG基地事業、エネルギーサービス事業を展開しています。事業運営への積極的な関与や操業改善、資金の借り換えや条件の見直し(リファイナンス)を通じて、安定した収益の確保に努めています。さらに、資産の価値最大化や収益性を重視し、保有に固執することなく柔軟な資産の入れ替えや新規投資を行うことで、投資効率の向上を追求しています。
アジア事業(インド)
インドは、経済成長に伴うエネルギー需要の増大や低炭素化・大気汚染対策を背景に、政府が天然ガスの利用拡大を進めており、今後の成長が期待される市場です。Daigasグループは、2021年に現地の都市ガス事業会社への出資を通じて、日本企業として初めてインド都市ガス事業に参画しました。インド政府から独占事業権を与えられた事業エリアにおいて、交通用を中心に家庭用・業務用・産業用向けの都市ガス販売を拡大し、インドにおける「第二の大阪ガス」の構築を目指し、長期的な視点で事業拡大に取り組んでいます。
事業の拡大状況
2026年3月末時点で、パイプライン約1.1万km、CNGステーション500カ所以上を整備し、家庭用供給件数は約15万件に達しています。また、日系コンソーシアムを通じてインドの再エネ事業会社と合弁会社を設立し、現在約280MWの再生可能エネルギー発電容量を2年後に約400MWまで拡大することを目指しています。都市ガス事業に加え、再生可能エネルギー事業の拡大を通じて、エネルギーの低炭素化にも取り組んでいます。
今後の取り組み
2030年代前半に、国内都市ガス販売量の半分程度相当である約35億m³/年にまで販売量を拡大し、中長期的な収益基盤の確立を目指します。




