8月26日、大阪ガスなど6社が夢洲万博会場予定地などで、大阪ガスが開発した新素材 放射冷却素材SPACECOOL(以下「本素材」)の省エネ性や快適性などを評価する実証実験(以下「本実証」)を開始しました!
◆SPACECOOLとは?
「放射冷却」の原理を利用し、直射日光下でも、宇宙に熱を逃がすことでエネルギーを使わずに外気温より冷える新素材。大阪ガスによる実証実験においては、直射日光が当たった状態で本素材の表面温度が外気温より最大約6℃低くなったことを確認。世界最高レベルの冷却性能で、地球温暖化対策・省エネ・冷却快適商材としての活用が期待されます。
◆各社とのコラボレーションを通じて検証・評価
SPACECOOL(株)とは、2tトラックの荷台の外装に本素材を施工し、荷台内部の温度上昇を抑制する効果を。NTN(株)とは、同社の移動型独立電源の温度上昇を抑制し、内部温度を保つために使用するエネルギーの省エネ効果を。カンボウプラス(株)とは、帆布状の本素材を用いて実験用テントを製造し、テント内の快適性や内部温度などの評価を。セイリツ工業(株)、(株)竹中工務店とは、分電盤の外装に本素材を施工し、分電盤内の温度上昇の抑制効果を検証します。
これからも大阪ガスは、本実証で得られた知見も活用し、社会全体の低・脱炭素化や快適空間の実現に貢献してまいります。